韓国で使われているSNS・アプリは?
韓国に旅行したり留学したりすると、「あれ?LINEじゃないの?」と驚くことがあるかもしれません。日本では圧倒的な人気を誇るLINEですが、韓国では少し事情が違います。
今回は、韓国で日常的に使われているSNSやアプリ文化について詳しく紹介します。これを読めば、韓国人との交流がもっとスムーズに、そして深くなるはずです!
🟡 カカオトーク(KakaoTalk) – 韓国の“国民メッセンジャー”
韓国で最も使われているメッセンジャーアプリは、**LINEではなく「カカオトーク」**です。
カカオトークは、韓国人なら老若男女誰もが使っている“국민 앱(国民アプリ)”とも言える存在です。

主な特徴
- 無料通話・チャットはもちろん、グループトークも快適。
- 可愛いキャラクター「カカオフレンズ」のスタンプが大人気。
- 送金、地図、ゲーム、ショッピングまで幅広く対応。
なぜカカオなの?
韓国では2010年代前半からスマホが急速に普及し、その時期にLINEと競合していたのがカカオトークでした。韓国発のアプリであることや、地元企業への信頼感、早い普及スピードなどが理由でカカオが圧倒的に浸透しました。
🟠 Instagram・YouTube – 韓国の若者の情報源
日本と同じように、**Instagram(インスタ)やYouTube(ユーチューブ)**も韓国では非常に人気です。
- インスタはカフェ・ファッション・旅行スポットの情報源として大活躍。
- YouTubeは、Vlog(ブイログ)やK-POPアイドルのチャンネルが特に人気。
韓国ならではの特徴
- ハッシュタグ文化が強い(例:#서울카페 #맛집추천)
- インフルエンサーが商品レビューや整形・美容体験談をリアルに紹介。
- “먹방(モッパン)”という食べる配信がジャンルとして確立。
🔵 NAVER(네이버)– 韓国版Google?情報検索&ブログも
韓国人が何かを検索するとき、まず使うのが**「NAVER」**です。
GoogleよりもNAVERが主流で、特に「ブログ」や「口コミ」をチェックするときによく使われます。

主な機能
- ネイバーブログ(Naver Blog):日記・レビュー・グルメ情報が満載。
- NAVERカフェ:趣味ごとのコミュニティフォーラム。
- Papago翻訳アプリ:多言語対応で観光客にも便利。
➡️ 旅行前にホテルやレストランを調べるなら、NAVERで韓国語で検索するのが一番正確!
🟢 その他のよく使われるアプリ
1. 배달의민족(ペダルの民族) – デリバリーアプリの王様
- 韓国は“配達天国”。深夜でもチキン・トッポギなどがすぐ届く。
- 現地の電話番号がなくても、ホテルやゲストハウスへの注文が可能な場合も。
2. 쿠팡(Coupang) – 韓国版Amazon
- 翌日配送が基本の通販アプリ。
- 食品から電化製品、日用品まで何でも揃う。
3. KakaoMap・Naver Map – 地図アプリ
- Google Mapは韓国でやや使いにくい。
- 韓国国内では、KakaoMapやNaver Mapの方が正確で便利。
🟣 日本人が韓国でSNSを使う時のTips

- カカオトークをインストールしておこう!
現地の友達と連絡を取りたい場合は必須。韓国人の90%以上が使っているため、LINEでは連絡がとれないことも。 - 韓国語ハッシュタグをチェックする習慣をつける
韓国のインスタ情報は、日本語よりも韓国語ハッシュタグの方が圧倒的に多くて詳細! - NAVER翻訳・Papagoを併用
翻訳の精度が高く、NAVERサービスとも連動しやすいです。
📝 まとめ:SNSを通じてもっと韓国を楽しもう!
韓国では、日本とは少し違ったSNS・アプリ文化が根付いています。
カカオトークはもちろん、NAVERでの情報検索、YouTubeでのVlog視聴など、現地ならではのデジタルライフスタイルを理解すれば、韓国旅行や交流がもっと楽しく、スムーズになります。
特に韓国人とのコミュニケーションを深めたい方は、ぜひカカオトークをインストールして、「韓国の日常」に一歩近づいてみてください。
目次
